USL開催セミナー:ネットワーク技術入門講座のご案内

セミナー名:ネットワーク技術入門講座

【申し込み締切させて頂きました。】

講師の言葉

古来、情報を制するものは政治・経済・抗争を制してきました。現在でも同じです。それはますます重要になってきていると思います。本講座はこれから情報通信ネットワーク技術を学ばれる方のための入門セミナーです。原理的な事項から以後の学習や実務に役立つような実践的な知識を基礎から体系的に学んで頂きます。体系的かつ実践的なものにしておりますので、入門・初心者だけでなく、中堅の方にも価値ある講座です。

受講対象者

・システム関連部門の方

予備知識

・ネットワークについての入門者に関しても、理解いただけるよう配慮しておりますが、コンピュータシステム、ネットワークにつ いて基本的な技術・用語についての知識をお持ちであることを前提としております。

修得知識

・原理的なことを含めて実務に役立つネットワーク技術の基礎知識について、体系的に学んで頂けます。

講座内容

第1部 はじめに
1 電気通信とは(なぜ通信できるのか)
0を送るとは、1を送るとは
デジタルとアナログの違い
2 コンピュータと通信との関係
3 通信のベースとなるビット、バイト、フレーム、パケットの考え方について

第2部 ネットワークの変遷
1 通信以前(オフライン・バッチ処理の時代)
2 オンラインリアルタイム処理
3 日本におけるネットワーク(WAN/LAN)の変遷
4 インターネットの登場

第3部 通信プロトコルとは
1 プロトコルとは
2 OSI参照モデル
3 OSI7階層の役割と覚え方

第4部 ネットワークを構成するインフラ(機器・ケーブル)入門
1 通信ケーブル(メタルケーブル、光ケーブル)
補足として【Cat系規格の紹介】や【Base規格の紹介】も行います
2 クライアント、サーバー(アプリケーション、DB)
3 リピータとスイッチ(L2、L3)
4 ルーターとスイッチの違い
5 L4スイッチ(ロードバランサー、帯域制御装置)
6 ゲートウエイ
7 DHCP
補足として、DHCPによるアドレスの取得の仕方を図で紹介します。
8 フィルタリング(ACL)、ファイヤーウォール
補足として、ファイアウォールとバリアセグメントの違いについても解説します。
9 DNS
補足として、DNSによるアドレスの取得の仕方を図で紹介します。
10 プロキシ
11 メールサーバー
12 無線アクセスポイント、コントローラー
13 IP交換機(IP-PBX)

第5部 フレーム、パケットとスイッチング、ルーティング
1 Ethernetフレーム
2 IPパケットとIPアドレス
補足として、グローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスの違いやサブネットマスクの考え方も解説します。
3 TCPとUDP通信について
4 L2通信(ARP、ブリッジ)
補足として、MACアドレス体系やブリッジ・スイッチ動作についても解説します。
5 L3通信(ルーティング)

第6部 覚えておきたいコマンドとコンピュータ用語
用語については個別の説明ではなく、他の用語との関連や入力例を説明いたします。
1 ping
2 tracert/traceroute
3 arp
補足として、arp動作(同一セグメント内とルータを越える場合の違い)についても解説します。
4 ipconfig
5 NAT
6 バックアップとリダンダント
7 パケットキャプチャーとミラーリング
8 ホスティング
9 クラウド
10 ユビキタス
11 RAS
12 MTBFとMTTR
13 SNMPとMIB
補足として管理ツールの紹介も行います。
14 ソフトウェア・デファインド・ネットワーキング(SDN)
補足としてSDNツールの紹介とその利点と留意すべき点について解説します。
15 ユニファイドコミュニケーション(UC)
補足としてUC(IP音声活用)と落とし穴(留意すべき点について)について解説します。

第7部 今後のアクションプランとネットワークにおける今日的テーマ
1 ネットワークスキル習得の必要性と有効性
2 進む方向と習得したい技術

開催場所は

公益財団法人 神戸市産業振興センター

 

順次、他講座の開催も計画中でございます。決定次第、掲示させて頂きます。

Facebook にシェア